神経疾患と膠原病の双方に詳しいという珍しいドクター
とある知り合いからの情報で、私のリウマチ主治医が所属している病院に、神経疾患と膠原病の双方に詳しいドクターがいることを知りました。

チェックいれてみたところ、彼が講演しているビデオクリップを発見っ。早速見てみました。

講演内容の大筋は「自分は膠原病と神経系疾患の両方に精通しているから、患者の神経炎が膠原病から来ているのか、別のもの(MS ・多発性硬化症など)からきているのかの診断がつけられ、患者にベストの治療を提供することが出来る。」というもので、血管炎患者に起こった神経炎についてや、シェーグレン症候群の患者が発病した small fiber neuropathy (一種の神経炎)について話していました。そして、この講演はリウマチ医を対象に行われていたものだったので、そこに参加したリウマチ医達に、「この手の患者を持っているドクターで質問のある人は、是非、自分に連絡とってほしい。」と彼の連絡先を伝えて話を締めていました。

この講演を見てから、

「私と同じように膠原病と Small fiber neuropathy もしくはその他の神経炎を持っている患者を多く診ているというこのスペシャリストに、私の今の状態を診てもらいたい。(より専門知識のあるドクターから、私の今の状態でヒュミラを使うことに問題がないかどうか、聞いてみたい。)」

という気持ちを強く持つようになり、リウマチ主治医に意見を聞いてみることにしました。

診察当日、

「私には沢山のMS に似た症状が何年も前からある上、ヒュミラを使い出してから起こりだした足の強い痺れが気になっている。最近、眼科医からも視神経に異常があるかもしれないことを言われ、検査を受けたりもしていて、このような状態でヒュミラを使うことに大きく不安を感じている。安心してヒュミラを使うために、同じ病院にいるというリウマチと神経炎の双方に詳しいというスペシャリストに会いたいのだけれど、先生の意見はどうか。」

と質問してみましたところ・・・

「会う必要無し!」

とアッサリと返されてしまいました。

先生曰く、

「視神経の検査結果によってはセカンドオピニオンを考えてもいいと思うけれど、今のアナタの問題の無い状態では、そのドクターの意見を聞く必要は無い。」とのこと。

今の私に切羽詰った問題が無くても、別にセカンドオピニオンくらい聞いたっていいんでは?(私は既に神経症状を沢山持っているわけだし、それが何処から来ているのかスペシャリストの意見を聞くの、悪いことではないのでは?)などと軽く考えていた私だったのですが、

「何も問題が無いのに、アナタをその先生の元に送るなんて、私がバカみたいじゃない?」と切り返されてしまいました。

先生、「自分がバカみたい」って、言い放ったぁぁぁ

穏やかな物言いだったけど、発言、辛辣すぎぃぃぃ

と、少々ピリピリした空気を感じながら、もしかして私の主治医、そのスペシャリストのこと、嫌い?とか、彼と仲悪い?みたいな(下種の?)勘ぐりを入れてしまった私でした。(講演会での雰囲気、そしいて主治医との診察前に偶然、待合室でこのスペシャリストを見かけた感じから、「ちょっと個性的なドクターだな、と感じたもので。)

だいたい私が神経炎の症状で悩んでいた時に、どうしてこんなに素晴らしい貴重なスペシャリストが同じ病院内に居たというのに、私に紹介してくれなかったんだろう、と、疑問を感じてはいたのです。(例の私が見た講演は、うちの病院でリウマチ医達対象に開かれた、勉強会的な講演会だったのでした。なので、私の主治医が知らないわけないというのに。)このスペシャリストとはあまり関わりたくない、ということなのでしょうか。

それとも、自分の診断に自信があるから(神経炎の診断を直接下したのは神経科医ですが、彼の診断に納得しており)、何も今、全てが把握できている状態で何で別のドクターの意見を聞くの?的な気持ちからだったんでしょうか。もしくは教授というポジション柄、問題もないのに部下(という言い方も変ですが)の元に自分の患者を送るという事が問題になっているのでしょうか。


なんにせよ、このスペシャリストには視神経検査の結果が陽性で無い限り、会うチャンスはなくなってしまったようです。(記事は眼科医と胃腸科医との診察へと続きます。。。)

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この記事を読み返してみたところ、私のリウマチ医、ちょっと性格の悪いドクターと思われてしまいそうなので、誤解を解いておく為に一言。

彼女はズバズバと言いたいことはいいますが、感情的にモノを言うというわけではなく、穏やかに顔に笑みを浮かべながら軽く皮肉を交えて本音発言するので、さほど嫌味な感じはしません。←アレ?あまりフォローになってない?

確かに一言多いかな、と思うときもあるけれど(!)、でも、豊富な知識を持った患者想いのドクター、ということに間違いはありません。前に血管炎騒動があったときにも、休暇中であったにも関わらず(彼女の娘さんの結婚式の為に旅行にでていた。忙しい人なので、なかなかとれない貴重な休みの最中だったというのに。)メールで相談にのってくれて、薬の指示をだしてくれた彼女なのでした。

「私はアナタの主治医として、アナタを危険にさらすような真似は絶対にしないから。私を信じなさい。」
と言ってくれた彼女なので、口はちょっとアレ?な時がありますが、彼女の医者としての知識と患者への真摯な姿勢に、私は厚い信頼をおいています。彼女以外のリウマチ主治医は今のところ、私には考えられません。だったら、そんなドクターを全面的に信じて治療をしていけばいいじゃない(ナゼにセカンドオピニオン?)、となりますよね?

でも、それとこれとは違うのです。彼女の事は、どのリウマチ医よりも信頼はしてはいるけれど、どんなに優秀なドクターでもミスを犯す可能性がゼロということはありえませんよね?思い違いをおこしていることもあるかもしれないし、大事なポイントを見落としてしまっているかもしれない。

以前、私は医者を盲目的に信じていました。よっぽどの藪で無い限り、彼らがミスすることなんて滅多にないことなんだろうな、と。

しかし私の長男、小児科医の誤診で(診断下すには難しい状況だったと理解しているので、訴訟を起こすとか、ドクターに苦情を言うとか、そんなことは考えていませんが)、片目の視力を失うところだったのです。異常に気づいてからは腕利きの眼科医を探し、治療&手術をしてもらい、視力はガタッと落ちてしまいましたが、それ以上悪くなることはなく、そこそこ見える状態で今は小康状態を保っています。

そして私の母。不調が続き、症状の出方から「これは癌だろう」とずーっと言っていたのに、初めにかかった医者は診断下せず、セカンドオピニオンとった先からも「問題無さそうなので6ヶ月後、様子をみてみましょう。」と言われてしまいました。

でもこれ、絶対におかしい。6ヶ月も待ってたら体調が悪化して取り返しがつかなくなると、セカンドオピニオンのすぐ後に別のドクターを探し診察受けたところ、「それはおそらく癌でしょう」ということで開けてみた所やはり悪性腫瘍があり、無事腫瘍摘出&抗がん剤治療し、今は様子見の状態となっています。

こういう事柄が身近であったもので、ドクターは信頼してはいるけれど、盲目的に、というわけではなく、必要があれば(診断や治療法に納得がいかないようなら)セカンドオピニオンを、ということを思うようになりました。

でも、主治医の云わんとすることも少しは分かるような気がするので、まずは眼科での検査結果がどうでるかを確認することにしたのでした。

・・・以上、意味不明な追記は終わり、次の記事へと続きます。。。
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by racity | 2009-06-10 22:19 | リウマチ
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