カテゴリ:リウマチ( 174 )
        
薬の購入方法
処方箋薬を買う場合、アメリカでは(私が知っているかぎり)二つの方法があります。

一つは近所の薬局に直接処方箋をおとし購入する方法(通常の購入方法)。もう一つはメイル・オーダーといって、処方箋をメイル・オーダー薬局に送り、購入する方法です。それぞれ長所・短所があるのその時の状況により、使い分けられるとよいと思います。


<通常購入の場合>

アメリカに住んでいる方なら既にご存知の方法で説明するまでもないかと思いますが、自分で直接薬局に出向き、購入する方法です。薬局の在庫状況や込み具合にもよりますが、大抵、処方箋をおとした30分後には薬を手にすることが出来ます。

(長所)

・薬がすぐに手に入るので便利。

・その場で購入した薬が正しいものかどうかチェックできる。
(ドクターの勘違いで違った薬を処方されたり、処方量を間違われたり(←これは事前に処方箋をチェックすることで回避出来るミスですが・・・)、または薬局側のミスも起こりうるので薬を購入したその場で確認したほうがいいです。その場で間違いに気づけば面倒なことにならず、薬の払い戻しもききます。←この手のミス、よくあります。)

・1ヶ月分ごとの購入になるので、薬が身体に合わなかった場合はお金を無駄にすることなく済んでよい。


(短所)

・1ヶ月ごとに refill しなければならず面倒。

・自分で薬局に出向かなければならない。(最近、 refill はネットや電話で、そして薬も配達をしてくれる薬局が多いようですが。)

・メイル・オーダーと比較するとコストが高くつく。



<メイル・オーダーの場合>

メイル・オーダーは主に慢性疾患の薬の購入のために使われます。自由が利く通常購入と違い、メイル・オーダーは手続きが面倒で、薬を手にするまでに時間がかかります。が、コストは断然、お得です。しかも、3ヶ月分まとめての購入になるので、しょっちゅう refill をしなければいけない通常購入と違い煩わしくありません。メイル・オーダーのながれとしては

1. 処方箋(必ず3ヶ月分の処方量をドクターに書いてもらう)をメイル・オーダー薬局に送る。
2. 処方箋が薬局に届き次第、薬剤師が薬の飲み合わせなどについて調べたり、ドクターに確認を入れたりする。
3. 薬の処方に問題がないこと確認後、薬が自宅(もしくは自分の仕事場など、場所を指定できる)に郵送される。(急ぎの場合、速達(有料)、急がない場合、普通配達(無料)と選ぶことが出来る。)

このながれで、処方箋送付から薬が自宅に届くまで、2週間前後かかると思ってください。つまり緊急の場合には使えません。そして時間的に余裕がない場合も活用しないほうがよいでしょう。(但し、refill の場合は既に情報が登録されているので2週間かからずに薬を購入できます。私の経験では手続きとってから1週間以内には届いていますが、どのくらいの日数かかりそうか、メイル・オーダー元に問い合わせてみるとよいですね。)

まとめとして長所短所をあげますと・・・

(長所)

・安い!

・3ヵ月分まとめて送られてくるので refill が煩わしくない。

・ refillが非常に便利(ネット、電話で手続きを行い、薬は自宅へ郵送されてくるので。)。

(短所)

・処方箋(&それに伴う書類)を薬局に送らないといけないので面倒。

・薬購入の手続きをはじめてから実際手にするまでに日数がかかり不便。

・3ヵ月分単位で薬が届くので、身体に合わなかったりして服用を中止する場合、残りの薬が全て無駄になる。(払い戻しはよほどのことでない限り不可。)

・送られてきた薬が間違っていた場合、非常~に面倒なことになるか、泣き寝入りになる。
(薬局側のミスは返品ききますが、ドクターが処方量を間違えたり、微妙に薬の名前を間違えていたりした場合・・・返品ききません。←なのでドクターから処方箋を受け取ったら、郵送する前にしっかり確認し、ミスの予防に努めます。)

・最後に処方箋を郵送する際、紛失してしまうこともあるので気が抜けない、ということも付け加えておきたいとおもいます。(実際、こういうことが過去にありました。)



メイル・オーダーの薬局については、ご自分の保険会社に問い合わせてどの薬局が使用可能か(提携しているか)を確認してみてください。


<追加情報>

refillとは・・・薬の追加(というか補充?)注文がこれで出来ます。1回分の薬(1ヶ月分なり3ヶ月分なり)を購入後、次の分の薬が欲しい場合、わざわざ処方箋をドクターに書いてもらわなくても、このrefillが指定されていると、そのrefillの回数分、薬の補充ができます。
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by racity | 2006-03-17 23:53 | リウマチ
        
旅行に際して
私は最近、飛行機を使っての旅にでました。
その時のこと、今迄の経験から学んだこと、ここに記しておきたいと思います。

・旅先の空港で具合が悪くなってしまったら・・・

今回、旅にでた時に私ははじめて知りました。空港で具合の悪くなった人の為に(もしくは空港で働いている職員の為に)「walk in clinic (←予約のいらない診療所)」なるものが空港にはあったのですっ。

どこの空港にでもあるのかどうかは分かりませんが、少なくとも大きな空港(私はサンフランシスコ空港のクリニックにお世話になりました・・・)にはあるらしいです。

具合が悪くなってしまったら、空港にそのような施設があるかどうか、問い合わせてみてください。空港に診療所があるのなら、その土地のERに駆込むよりははるかに便利かと思われます。(ERは重傷患者の診察が優先になります。具合が悪いなか、やっとのおもいでERに駆け込んだものの何時間も待たされた、というのはよくある事なのです。)   更に空港の診療所では、あなたの状態によってドクターが一筆、「この健康状態で、これ以上、飛行機を使っての旅は薦められない。フライトを変更し、この地で休息することを薦める。(もしくは旅を中断し引き返すことを薦める)云々・・・」と書いてくれる場合もあります。この書類があるとフライト変更がスムーズになります。   しかし、状況によっては使えない場合もあると覚悟はしておいてください。(私の場合ですが、ドクターから一筆書いてもらったにも関わらず、ホリデー・シーズンでフライトに空きがなく、予定通りの旅程を強行することとなりました。)


・薬は余分に用意!しかも手荷物で!

これに関しては、以前、RA CITYの話題掲示板「旅に出掛けましょう!(2004年8月)」にて書き込みした通りです。ここにその一部を(少々改編し)ご紹介します。

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私も自分の経験から学んだのですが、海外に旅行に行く場合、少なくとも10日分くらいは余分に持っていかれたほうがよいと思います。
海外は(日本もそうなりつつあるかもしれませんが)2001年9月を境に、なにが起るか分からない状態です。(私は実際、テロが起こった日に飛行機を使った旅にでていました。目的地にたどり着つく前に空港が閉鎖され、右も左も分からない土地で数日間、足止めをくらった経験があります。あの時に予備の薬の大切さをいやというほど学びました。)テロ以外にも天候などの理由から空港が閉鎖されたり、交通手段がストップしてしまう事もあるかもしれません。備えるにこしたこと、ないと思います。


薬は、できればオリジナル容器や薬品名が記載されているラベルとともに、そしてドクターにリウマチのこと、その為に服用している薬(品名、服容量)についての英文書を作成してもらい、それを薬とともに持ち運ばれることをお勧めします。仮に空港で荷物検査に薬がひっかかったとしても、これでトラブル回避が出来ると思います。

そして薬は必ず手荷物に!不便かもしれませんが、薬をスーツケースの中に入れてしまうと、これを紛失した時に(荷物が紛失するなんて信じらないことですが、海外では日常茶飯事です。)薬も一緒に無くしてしまい、現地調達するほかありません。

現地調達できるものはいいですが、国によっては日本では普通に使えるモノも認可されていなかったりします。(もしくは過去には使われていたけれど、すでに製造中止になっていたりするものもあります。例えば「リマチル」「シオゾール」などはアメリカでは手に入りません。)仮に調達可能な国だとしても、保険システムの違いにより、手にいれることが難しいことが予想されます。

・・・というわけで、「手元に、多めに、説明書とともに」が、海外旅行へ薬を持参する際のキーワードになるかと思います。

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空港内では航空会社による車椅子のサービスもあるようです。
詳しくはRA CITYの「リンク集」の中にある、「リウマチを知る上で役に立つサイト」の「出かける、道具を探す」をご覧ください。
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by racity | 2006-02-25 12:44 | リウマチ
        
リウマチ医に会うまでの道のり
アメリカでリウマチ医などの専門医とアポをとりたい場合、かかりつけ医(こちらでは「family doctor」とか「Primary care physician」と言います。)の紹介が必要になります。

*保険によっては、もしくは専門医によっては紹介がなくてもアポが取れる場合もあるかと思いますが、一般的なながれとして、そうなっています。


もしご自分のかかりつけ医が決まっていないようならば、加入している保険会社に「保険会社と提携しているドクター・リスト」を請求してみてください。そのリストの中から自分でよさそうなドクターを選びます。リスト外からドクターを選ぶことも可能ですが、保険会社は支払いを拒む場合がありますので、その場合は自腹をきる覚悟をして下さい。

良さそうなかかりつけ医ってどうやったら分かるんだ、という感じですが・・・一番良い方法は近所の人や知り合いに評判の良い人を教えてもらうことです。評判の良い人がリストにいない場合は、家から近い場所にオフィスを持っているドクターを選ばれるのもよいかと思います。私のかかりつけ医も家の近くにいるのですが、病気の時に近い場所にドクターがいるってとても助かります。(体調の悪い時にはとてもじゃありませんが遠出出来ませんよね。例え誰かに車をだしてもらったとしても身体に堪えます。)・・・それでもし、選んだドクターとどうしてもウマが合わいようなら、次のドクターにあたってみればいいでしょう。

かかりつけ医があなたの症状を診て「専門医との診察が必要」と判断すると、専門医(スペシャリスト)を紹介してくれます。この際、保険によっては紹介状が必要になることもあるので、かならず紹介状必要の有無を保険会社に確認しておいて下さい。せっかくリウマチ医とのアポがとれたというのに、診察当日に紹介状をかかりつけ医から貰い忘れた為に門前払いを受けてしまうというケースを、私自身、何度も目にしています。

専門医とのアポはなかなかとれません(←特にリウマチ医は)。・・・ということで、1、2ヵ月先までアポがとれないということがざらです。痛みが激しくてそんなに我慢出来ないぞ!という場合には・・・

・専門医の受け付けの人にその旨、伝えてみてください。そしてキャンセルなどで空きがでた場合に連絡をもらえるようお願いするか、もしくはウェイティングリストがあるようならば、そこに名前を残してもらうようにしてください。

・かかりつけ医(ファミリードクター)にも専門医とのアポまで待てそうにない旨を伝えてみてください。あなたのかかりつけ医が親切な人だと、リウマチ医に連絡をつけてくれます。そうするとリウマチ医が特別にアポを設定してくれる場合もあるようです。そうならなかった場合でも、かかりつけ医が症状が楽になるように、なんらかの薬を処方してくれる場合もあります。


あなたが既にリウマチと診断を受けていて、保険上もかかりつけ医の紹介が必要なく、リウマチ医に直接アポをとりつけられる場合はアメリカの関節炎友の会「Arthritis Foundation」(日本でいうリウマチ友の会のようなものですね。ただ、アメリカの場合はリウマチに限らず、他の膠原病患者も対象になっています。)にリウマチ医のリストを請求してみてください。電話帳で調べるよりも楽にリウマチ医を見つけられると思います。(そして選んだドクターが保険会社と提携をしているかどうかをチェックすることもお忘れなく。)

下にアメリカリウマチ友の会のリンクを貼っておきます。(この会に入会すると「Arthritis Today」という雑誌も隔月で送られてきます。)

Arthritis Foundation


リウマチ専門医を地域別に探されたい場合、こちらの記事をご参考までにどうぞ。
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by racity | 2005-12-03 08:09 | リウマチ
        
リウマチセミナー
=はじめに=

これをご覧になる皆様へ

これは、あくまでもアメリカでの話です。(しかも一セミナーからの話です。)日本人に適応するかどうかは分りません。しかも素人の私が補足を入れた部分もところどころあるので、この内容が正しいかどうかは保証出来ません。

この情報がもとで生じた問題にRA CITYと情報提供者・けんけんは一切、責任を負いません。

このセミナーの内容に限らないですが、ネットでの情報というのはあくまで参考としてとらえて、決して鵜呑みにしないでください。なにか質問がある場合は必ずご自分の主治医に相談されることをおすすめします。

これらを了承の上、どうぞ先へおすすみ下さい。

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by racity | 2005-02-26 16:32 | リウマチ