アメリカでは手術をする際、事前にかかりつけ医に血液・尿検査やEKG 、その他、問診などを行ってもらうことになっています。
私の今回の検査は「腹腔鏡(Laparoscopy)」と言い内視鏡検査の一種なのですが、胃腸の内視鏡検査とは違い、お腹に最低2箇所は穴を開け、その穴へカメラやその他の器具を挿入して外科的措置も行うことになっており(手術扱いになるそうで)、事前検査を受ける為にかかりつけ医の元へと行って来ました。 この事前検査は手術予定日の1ヶ月以内に行わなければいけないそうです。あまり早くに体内のデータをとっても、データが古すぎて意味の無いものになってしまうので、なるべく手術予定日に近い、新しいデータを送ってほしいことが言われています。 それで、この検査結果は私の婦人科医と、私が手術を受ける病院施設へと送られることになっています。事前検査で私の健康に問題があれば手術は延期。問題なければ7月末に、今度は手術の詳細を聞くために、婦人科医の診察を受ける予定になっています。 ======================================= また、今回の検査に備え(感染症のリスクを警戒し)、ヒュミラを中止する事になりました。 リウマチ医のアドバイスによりますと、手術1ヶ月前にはヒュミラの注射を禁止。術後も2週間は注射をせずにおき、感染症がないことを確認出来たら注射を再開、ということになっています。 ちなみにMTX は(私は週に15mg服用していますが)ストップする必要はないそうです。なので今も服用を続けています。ただ、7月末にある婦人科医とのアポで、彼がMTX 服用に関して気になるようなら、これもその時点でストップすることになるかとおもいます。 消炎鎮痛剤も止血の問題で、手術1週間前から服用中止しなければなりません。(胃腸の内視鏡検査の時にも、消炎鎮痛剤の中止については言われました。検査後も何日間かは使用禁止を言い渡されました。)これは手術をする病院から、書面にて連絡がありました。 そんなわけで現在、私はステロイド無し(←胃腸の内視鏡検査で消炎鎮痛剤ストップしなければならなかった時、ついでにステロイドも止めてみたところ服用しなくてもすむことが分かり、それ以来、縁を切ることが出来ました。)、消炎鎮痛剤はたまに使用し(でも手術予定日が近づいてきたら完全に服用を中止し)、ヒュミラも使用せず、MTX のみでリウマチをコントロールしている状態になっています。 このように薬の使用を中止している状態なので体調、いまいちです。10分程度ですが朝のこわばりまででてくるようになってしまいました。が、ヒュミラを始める前の体調悪化時に比べればまだまだ良い状態にあります。 なんていったって、包丁を握って料理をすることが出来るし。←なんともしょうもない目安ですが、この包丁を握って料理云々は、私の日常生活においてキーとなっています。日本と違って、自分や子供達の食べたい食べ物が周りにないので自分で料理するしかなくて、日常生活において料理に割く労働力&時間は大きいです。 今週は久しぶりにアポの全く無い一週間でした。来週はかかりつけ医、胃腸科医、婦人科医とのアポがある予定で、ちょっとバタバタしそうです。 #
by racity
| 2009-07-17 11:47
| リウマチ
パリの歌うリウマチャー、あいあいさんがご家族でユニットを組み、日本でコンサートを行いますっ。
しかも東京では三毛子さんとの共演もあるとのこと! 私の里帰りがもう少しノンビリしたものだったら(私は先日まで日本に里帰りしていて、最近、アメリカに戻って来ました)・・・ドラクエもゲットできたし、あいあいさん達のコンサートにも駆けつけることが出来たの!に、とガックリしつつ、今回、あいあいさんは新たな試みを行うとのことで、私も彼女のその活動を応援する為、ここで簡単ではありますが、コンサートについてのお知らせをさせていただきたいとおもいます。 まず、横浜で知的障碍のある方も参加できるというコンサートを7月18日に開きます。 翌日19日には、リウマチャーで名前を知らない方はいないであろうテルミン奏者・三毛子さんとのジョイント・コンサートを赤坂にて行うそうです。 その後、場所を名古屋に移して再び、知的障碍のある方や小さなお子様も楽しめるというコンサートを7月26日に予定しているそうです。 詳しいことは、あいあいさん、コンサートご案内をご覧下さいませ。 上記で紹介した以外にもコンサート企画されていますし、それぞれの詳しいコンサートの場所や内容、予約方法についても案内がだされています。 自閉症児の母親として、あいあいさんの新しい企画を応援したいなと、以上、お知らせでした。 ==================================== コンサートに行かれる皆様はもちろん、あいあいさんご一家や三毛子さんにとっても、楽しいコンサートになりますようにっ。 #
by racity
| 2009-07-16 12:57
| その他
腹腔鏡の前に子宮内の様子を調べておこうということで、超音波検査を受けてきました。
「ウルトラサウンド?楽勝、楽勝~(←痛みを伴わない、楽な検査ということで)。」と検査前に思っていた私。お気楽でした。婦人科系のウルトラサウンドは場合によって、ちょっとした試練が待っていること、すっかり忘れていました。(ちなみに今回の超音波は事前に水を沢山飲まなければいけないものでした。) このウルトラサウンドの流れはこんな感じになっています。 ・検査の1時間半前にトイレに行っておき、身体から水分をだしておく。 ・そこから30分の間に、水を3.2oz 飲む。←これがなかなかに苦しかったりします。。。 ・飲み終えたら、(1時間後に行われる)検査が終了するまでおトイレ禁止。 で、まずは水でお腹が張った状態の下腹部を超音波検査した後、おトイレ休憩に。それから第二段の超音波検査(子宮内部に器具を入れて行う)を行いました。←これがまた、痛かったり。。。 それで、これらの検査を行ってくれた技師さんによりますと、双方のウルトラサウンドをみた限り、子宮の内部は厚くはなっているがギリギリボーダー辺りにあり、ひどい異常は見られなかったとのこと。また、のう胞(卵胞?)が内部で破裂し、液が浮遊しているのが見えるけれど、これは女性には普通に起こることなのだそうです。←知りませんでしたっ。CT スキャンの結果でコレを見て、「私の下腹部で何が起こっているんだ~」と冷や汗タラリとさせていましたが、そうか、これはいたってノーマルなことだったのか、と安堵したのでした。 アレ?今回の検査で特に異常が見られないなら、腹腔鏡検査する必要なし?ともおもったのですが、ドクターが問診・触診により子宮内膜症の手応えをかなり感じたようだし、子宮内膜症の診断は難しく(深部のものなど)、腹腔鏡検査によって確定診断なされる、ということをWiki でも読んでいたので、今回のウルトラサウンドの検査結果がどうであれ、きっと計画通りに手術の方は行われるのだとおもいます。(ドクターからも今のところ連絡ないですし、予定通り行われるのでしょう。) 病院側からも病院入りに関しての手続きやら説明書やら手術・検査費用の見積もりがガンガン届き、じりじりとX デーが近づきつつあることを感じる私なのでした。 #
by racity
| 2009-07-14 01:10
| リウマチ
胃腸科医との診察から2週間後、婦人科医の診察を受けてきました。
この婦人科医とは4ヶ月前くらいに会ったばかりだったのですが(その際、母親が子宮体癌で摘出手術と抗がん剤治療をしたことを報告しがてら、自分に腹痛が長く続いていることを説明していました。が、腹痛は胃腸科系、もしくは私が数年前に発病し、現在寛解中の間質性膀胱炎の再発から来ているのかと私は思っており、ドクターもそのような考えだったもので、その時には、子宮頸がんの検査と骨粗しょう症の検査だけして診察が終了していました。)、今回は、CT スキャンの結果を持ってアポに臨みました。 それで、問診&触診をした結果だされた診断が 「子宮内膜症」 でした。 7月の中旬にウルトラサウンド(超音波?)を。8月初めに簡単な外科的措置(腹腔鏡)をとることになりました。 リウマチャーには子宮内膜症を患う人が多いとは聞いていましたが、私もその一人だったのか、と感慨?に耽りつつ、続きます。。。 #
by racity
| 2009-06-24 23:09
| リウマチ
二つの科のリポートが一緒の記事になっているということは特筆することがなかったからだな、と思われた方。鋭いです。
両科とも検査結果は問題なし、でした。詳細は下記の通りです。 ================================ 眼科医でのアポでは、視神経の検査結果(二つ)についての説明がありました。Visual field test は問題無し、とのこと。 もう一つの検査についてはパーフェクトに正常!というわけではなく、片目に微妙に異常がみられたものの心配することはない、ということで問題なし判定を受けました。 そして胃腸科医とのアポでは、胃の潰瘍もどきの一部分と腸内にあったポリープの生検結果の報告がありました。どちらも正常、とのことでした。 また、胃腸カメラの後に腹痛を訴えて行ったCT スキャンの検査結果についても詳しい説明がありました。これがこれが。胃腸科的な観点からみた検査結果は正常ということだったのですが、 「卵巣部分にのう胞破裂した跡らしきものが見られ、体内に液体が浮遊している。」 ということが発覚。 腹痛の原因は胃腸科系ではなく、婦人科系の問題からではないか、ということで、急遽、婦人科医とのアポを持つことになりました。 ・・・というわけで、アメリカで人間ドッグに入ろう計画は予期せぬ方向に進みつつ、まだまだ続くのでした。 #
by racity
| 2009-06-19 22:49
| リウマチ
|
by racity
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