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(気を取り直して)お世話になっているドクター達
私は今のところ、定期的にリウマチ医、神経科医、眼科医、婦人科医の4人のドクターのお世話になっています。

リウマチ医にはリウマチと血管炎らしき症状を診てもらい、神経科医には末梢神経炎とMS もどき?を経過観察してもらっています。あとアメリカでは「25歳以上の女性は婦人科医の定期健診を受けること」が強く勧められているので、婦人科医の診察も欠かさず受けるようにしています。そしてかかりつけ医から「リウマチ治療にステロイドを使っているのなら、眼科医の診察を定期的に受けなさい」とアドバイスもらったもので、眼科医にも通っています。

・・・と、以上が現在お世話になっているドクター達なのですが、これについて記事を書きだしたところ、過去に通っていたスペシャリスト達(足のスペシャリスト、肝臓のスペシャリスト、泌尿器科医、耳鼻科医)にまで話が及び長い記事になってしまったので、ここで記事を折りたたむことにしました。続きに興味のある方はどうぞ青字部分をクリックし、残りの記事をご覧くださいませ。



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このほか、本来ならば定期的に診察受けた方がよいのだけれどズルズルと診察をサボってしまったスペシャリストに、足のスペシャリストがいたりします。

足のスペシャリスト(podiatrist )は、かかりつけ医に紹介してもらいました。当時の私はMS 的症状に悩んでいたのですが、数ある症状の中でも特に気味が悪かったのは「針で刺されても痛みを感じない部分が足にある」ことでした。

これがMSから来ているのか、他の理由からなのかを調べている時に、かかりつけ医が紹介してくれたのがこの足のスペシャリストでした。結局、無感覚の原因は分からずじまいでしたが、リウマチという病気柄、偏平足になってきているということで「アーチを崩さないようにする中敷」を作ってもらいました。そしてその後も定期的に通わなければいけなかったのですが、病院に行っている時間と体力がなくなり、今に至っています。最近、足の変形もすすんできているので、そろそろ顔をだそうかなぁとおもっています。私のようにリウマチャーで足に症状がでているような方、このようなスペシャリストの診察、受けておくとよいかもしれません。


それ以外にも私にはお抱えの(?)スペシャリストが「肝臓のスペシャリスト、泌尿器科医、耳鼻科医、口腔外科医、手のスペシャリスト」、と揃っていたりします。

肝臓医には肝臓の異常が続いた時、かかりつけ医の紹介によりお世話になりました。肝臓に限らず、甲状腺関係まで面倒みてくれていたのですが、2年前に先生が逝去されてしまったこと、私の肝臓の状態が落ち着いていることから、今はどなたのお世話になることもなく過ごしています。

・・・この肝臓の異常、当初は腫瘍ができているんじゃないかと言われたりもしたのですが、ピルが悪さをしていたのでした。ピルと言えばあまり副作用がないと思われがちですが(私はそう思っていました。婦人科医からもそう言われていたし。)、肝臓医に言わせると、ピル服用で腫瘍ができてしまうのはよくあることなのだそうです。肝臓の異常は初期だと症状がでずに見逃されがちなので、早期発見の為に年に一度は血液検査を受けておいた方がよいかとおもわれます。ちなみにピルを服用したのはリウマチコントロールと骨量増量の為でしたが、効果を見極める前に肝臓異常で服用中止となってしまった為、メリットがあるものなのかどうかは分からず仕舞となってしまいました。残念です。

つらつらとピルの副作用に焦点をあててしまいましたが、これは肝臓医からの観点の話で、婦人科医に言わせるとピルには副作用をリスクを上回るメリットがあるとのことですので勝手に服用を中止したりせず、疑問などは主治医と話し合うことをおすすめします。・・・


私はリウマチや神経症状以外にもう一つ自己免疫疾患を発病したのですが、これが「間質性膀胱炎」というものでした。

「なーんだ、ただの膀胱炎?」と思った方。

これが違うのです!!

膀胱炎と言われていますが、普通の膀胱炎とは違い、激しい膀胱炎の症状を起こしながらも細菌は検出されず、治療法がないままドンドンと膀胱の内壁が萎縮していく病気で、膀胱のリウマチ(←名の通り、メッチャ痛いですっ。私にはリウマチの痛みより、間質膀胱炎の陰湿な臓器への痛みのほうがキツカッタです。)、などと呼ばれているそうです。

この病気はSLE やシェーグレンなど、自己免疫疾患とよく併発するそうです。なので、リウマチャーの人も、細菌がでてこないのに膀胱炎の症状がある場合は「細菌がでてこないから膀胱炎じゃない。だから病気じゃない。自分で作り上げている症状なのだから痛みを我慢しよう。」などと思い込まずに、いろいろ原因を探られるとよいかとおもいます。間質性膀胱炎であった場合、治癒はしませんが寛解はあるし、何より痛みを軽くすることが出来るかもしれません。

それで前書きが長くなりましたが、この病気の為に、泌尿器科医には2、3年ほどお世話になりました。幸運なことに今は寛解期間に入っており、診察を受けることなく過ごしています。


耳鼻科の話になります。ここにはMS 症状がでた時に、その症状の一つである眩暈が何の原因から来ているのかを探す為、お世話になりました。ここで受けた検査は結局どれも異常無かったのですが、「あと眩暈がでる可能性があるとしたら、副鼻腔炎からか?」などと先生にそそのかされ(!?)、不必要な手術を受けてしまったりもしました。

・・・ナゼ不必要な手術だったかというと、、、後から分かったことですが、私の副鼻腔炎なんて全然大したものじゃなく(私自身、なんの問題も感じていなかったし)、手術なんて全く必要無かったことをかかりつけ医から教えてもらったからでした。「スペシャリストは大した事無くても手術したがるんだよね」だそうで。。。もちろん、この手術を受けたからといって、眩暈には全くなんの変化もありませんでした。

なので皆様も、なんとなく納得のいかない治療やら手術については、専門医ひとりの話だけを鵜呑みにせずに、セカンドオピニオンなどを求められるとよいかとおもいます。でも私はあの時、眩暈が何処から来ているのかを探すことに必死だったので(MS からきているものではない、とハッキリさせたかったので)、かかりつけ医から「必要ない手術だ」と手術前に言われていたとしても、きっと受けただろうとおもいます。)


口腔外科医、手のスペシャリストについてはここで記事にも書いたのでご存知かとおもいますが、全てリウマチ絡みです。リウマチャーなら馴染みのある専門医ですよね。私もこれから先もまだまだ、彼らのお世話になることとおもいます。

以上、備忘録を兼ねてダラダラ長々と書き連ねましたが、私のお世話になっている(なっていた)ドクター達の紹介でした。
by racity | 2009-03-09 22:06 | リウマチ
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