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どう記事を解釈するか
下の記事を書きながら、やっぱり私は抗TNF剤は使わない方が良さそうだなぁ・・・と自分の中でほぼ気持ちが固まりつつあった時に、こんなアドヴァイス↓を知り合いからもらいました。

「この記事にはこの研究に参加したトータルの人数がでていず、ただ18人が発病した、とだけ記載がある。これでは神経障害の発病の率が分からない。神経障害が起こった率が一般の人達がこれらの神経障害を発病する率よりも高いのか低いのか、その辺りが(私が)抗TNF剤を使っていく上でキーになるのでは。」

・・・それは一理あるかもっ。

一般の人が神経障害を起こす率と、抗TNF剤を使った人達の間で起こった発病率が同じくらいならば、私の状態でもリスクはそれほど高くないかなぁ・・・あとは私のリウマチの状態との兼ね合いもあるだろうし(抗TNF剤を使う必要の無い状態でリスクを負ってまで使用することは無いだろうし、炎症が強いようならば多少のリスクを負っても骨破壊を止めることが大切だろうし)、、、その辺りのことは次回のアポの時にでも主治医に聞いてみようと思います。


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<追記 (6/15/06) >

このスレをアップした後、リウ友から「ギランの発病率が抗TNF剤使用者の場合、通常で言われているよりも率がかなり高そうだ。」、というコメントを(アメリカでの抗TNF剤使用者の数を引き合いにだしてもらいながら)いただきました。

自分でもなんとか抗TNF剤の使用者数を見つけたい、、、と探していたのですがなかなか数字が見つからずにいたところ、昨日ようやっと、「抗TNF剤と癌・感染のリスク」についての記事に関連するレポートから見つけることが出来たので、ここに追記しておくことにしました。

ここに抗TNF剤の使用者のおおよその数がでていました。その数、アメリカではおよそ50万人なのだそうです。

で、ギラン・バレーの発病率は10万人に1~2人と言われています。

通常の率でいくなら、抗TNF剤使用者でギランを発病する数は5人程度。どんなに多く見積もっても10人な筈。

なのに下のリポートにある「FDAデータ」にあったギランを発病した抗TNF剤使用をしていた人達は少なくとも15人いたとのことで、前述のリウ友(←感謝です!)が言うように率がかなり高いようです。

・・・以上追記でした。
by racity | 2006-05-27 21:02
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